埼玉の足場業者の中村工業です。
建設現場や工事の足場を作るためには、
一つ一つ規格やサイズにあった「足場材」を揃える必要があります。
どんな足場を作るのかによっても、揃えなくてはいけない材料が違います。
足場材にはどんなものが必要なのか、また揃え方なども含め解説していきます。
枠組足場に使う足場材は
枠組足場にはどんな足場材が必要なのでしょうか。
・建枠
・銅製足場板(補助足場板)
・筋交
・連結ピン
・ジャッキベース
・アルミ階段(鋼製階段)
・ライフガード
・シンプルレール
・クイックハバギ
・開口ガード
・手摺
・ブラケット
ここにあげたものは一部です。
メーカーによっても呼び方が違っている、サイズ感などの違いもあります。
それぞれに特徴があるからこそ足場材の違いについても把握しておきましょう。
使っている材質によっても耐久性の違いがあります。
また足場材の老朽化なども事前に把握しておかないと事故などの危険性も出てきてしまいます。
他にも足場材には種類がたくさんあります。
同じ足場材でもサイズの違いがあれば、それぞれの材料を揃えておかなくてはいけません。
そもそも同じ足場の種類でもタイプによる違いもあります。
名称は同じでもサイズによる違いなどもあります。
足場材は、正しいサイズを選ばなくてはいけません。
建設現場で足場材選びが重要な理由
建設現場では足場材選びが組み立てと同様に重要な役割をしています。
もし間違えた足場材を選んでしまったとしたらどうでしょうか。
なかには他の材料でも代替えができるのでは?
と思っている人もいるかもしれません。
作業員の安全を守る重要な役割を担っているからこそ、
ぴったりとサイズのあった材料を用意する必要があります。
くさび緊結式足場の足場材を用意するときに、
キャッチャータイプのものと、ビケタイプのものがあります。
キャッチャータイプのものになると、流通量の多さもありますし、
製造している会社が違っても十分な相互性が期待できます。
足場組に必要な材料を一つの会社のみで揃える必要がないので、
コストを削減するなどの工夫もできます。
価格を重視したり、納期を最優先するなどの選択肢もあります。
次にビケタイプになると、楔に対応しやすい形をしていますが、
打ち込み作業や抜く作業などの余計な時間が多くなってしまい、
作業時間が長くなる傾向があります。
特に中高層向けの工事には不向きな材料になってしまいます。
製造会社による相互性の悪さもあるので、
メーカーごとに材料を揃えるときは注意しなくてはいけません。
楔によっては平らな形状のものもあるので、
合わない材料を無理に合わせてしまうと、高さが均等にできなくなってしまいます。
低い場所での作業と違い中高層向けの作業では足場のちょっとした
違いも命取りになりかねません。
傾いた足場になってしまったり、無理にはめ込んだことによって
破壊してしまう恐れもあります。
無理にコマを入れて連結させるようなやり方は絶対にしないように注意してくださいね。
また、足場材のなかには労働基準法によって使っては
良いものと使っていけないものが定められています。
そのため、足場材を選ぶときも、危険性はないかどうか、
しっかりと検討したうえで決めることも求められています。
まとめ
工事の足場材選びは慎重に行う必要があります。
そもそもの材料で合わないものを使っていては意味がありません。
また、材料はあっていても正しい使い方や管理ができていないと、
あっという間に老朽化してしまい、結果としてコストが嵩むことになります。
足場材の管理をどうするのかはもちろん、
しっかりと管理できる体制も整えておきましょう。
専門知識を持ったスタッフが、管理することが大切です。
埼玉の足場業者の中村工業でした。