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埼玉の足場業者の中村工業です。
建設工事の足場を固定するために、コンクリートに打ち込んで使うものを
「アンカー」といいます。
正式な名前はアンカーボルトと言い、足場の分離や転倒、浮遊を防ぐためにも重要な役割を担っています
。大きな事故を未然に防ぐためにも、アンカーの選び方や、しっかりと取り付けることも大切です。
アンカーについて説明したいと思います。
建設工事で使われるアンカーとは
一言でアンカーといっても種類も多く、どんなものがあるのか把握するほうが大変です。
各商品の違いをしっかりと押さえたうえで作業することが求められます。
アンカーは建造物の材質の違いや、使用目的によっても違います。
例えばアンカーには鉄製のもの、ナイロン製のもの、ステンレス製のもの
、胴材のものなどがあります。
アンカーの価格帯の違いもありますし、耐久性や耐力性や重さなどの違いも考えられます。
ネジ径などの違いもあるので、アンカーを選ぶのは簡単な話ではありません。
どの程度の荷重がかかるのか(耐えられるのか)によっても違いがあるので、
特徴を生かして正しいアンカーを購入しましょう。
アンカーの打ち込み方法には2種類ある
アンカーを足場に使う際に、打ち込み方には大きく分けて2種類あります。
アンカーを理解するうえで、どんな打ち込み方があるのか、
まずは把握することからはじめます。
埋込式アンカー
もともとアンカーのなかでも昔から行われている方法になります。
埋込式のほうが強く固定できる特徴があり安全性も高くなります。
ただし、埋込式のほうが設置するのに技術が必要になるので、
このやり方ができるお店が限られてしまいます。
打込式アンカー
施工アンカーとも呼ばれる方法になり、コンクリートの基板を作ってから
適正な強度になったのを確認して、アンカーを打ち込む方法になります。
強度が12Mpaのものでないと打込みをしてはいけない決まりがあります。
下穴を開けてからコンクリートドリルやハンマードリルを使って
規定の深さを超える穴を開けていきます。切粉を取り除いて施工は完成です。
材料が簡単に集められる反面、しっかりとしたアンカー選びも必要になります。
どちらのアンカーのほうが適しているのかも考え、選ぶ必要があります。
また、ねじ込み式で施工が簡単にできるものもあります。
到来、アンカーのうえからコンクリートなどを固めてしまうので、
アンカーを取り除く際は別の専用の工具が必要になることもあります。
ねじ込み式になると穴の補修が簡単にできること、撤去などの手間も少なくなります。
足場つなぎの金具が全部入っていることを再度確認もできる良さもあります。
アンカーを正しく使って事故を防止する
建設工事などの足場の転倒事故はあとを絶ちません。
これらの多くは、足場と建物本体をしっかりと固定せずに作業を進めてしまったことにあります。
そもそも足場は本来非常に不安定なものになってしまうので、
しっかりと固定されていないと危険が伴います。
例えば、すでに出来上がっているRC造の壁に新しい穴を開けて
アンカーを打ち込むなど、あとから手間がかかる原因になってしまいます。
視覚性にもかけるので本当にできているかどうかの確証も持てません。
足場の固定がおろそかになりやすい原因でもあります。
アンカーを使ってしっかりと固定することが大切です。
まとめ
足場のアンカーは、しっかりと固定するうえでも重要な役割を担っています。
どんな工事だとしても足場を組み立てるときに倒壊しないような工夫が大切です。
アンカーの種類もさまざまだからこそ、失敗しないようにしっかりと選ぶことが必要です。
また、アンカーを正しく使えるようにまた固定できるように。対策をしておきましょう。
埼玉の足場業者の中村工業でした。