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足場材のエンドストッパーとは?その種類と使い方

足場材のエンドストッパー

足場材のなかでも、よく耳にするのが「エンドストッパー」ではないでしょうか。
見たことがあっても実際の使い方はよくわかっていない人もいるかもしれません。
安全性を高めるためにも必要な道具でもあります。
エンドストッパーとはどんなものなのか、使い方、選び方のポイントも含めて、詳しく解説していきたいと思います。

足場

足場材のエンドストッパーとは

単管の足場や枠組足場の妻側(建物の棟に対して直角にある側面)に使います。
コーナー部分や作業床のない場所につけて使う部材のことです。
作業員に対して、これ以上先は危険だと伝え墜落事故を防止する役割を持っているのはもちろん、関係者に対し、進入禁止区域を伝える重要な役割を持っているものです。
目印として使うものですが、危険が伴う足場だからこそ欠かせないアイテムです。

エンドストッパーは、主に足場材の根がらみと似た用途を持っています。
根がらみは、床の下にある木製の床束を固めるときに使う部品です。
似ている部品でもあるので、その違いがよくわからないと感じている人も多いのではないでしょうか。
エンドストッパーは、パイプ部分が伸縮する特徴を持っています。
そのため、サイズの種類を問わずに使えること、現場を選ばずに活躍してくれるのも特徴です。
エンドストッパーは、1本あれば足場工事でも重宝するため、在庫管理などの面でも楽になります。

根がらみは、クランプがついているものになるので、パイプ部分にはめ込んで開いたあとに、はめ込みボルトを締めて使います。
伸縮性がないため、使い方にも違いがあります。基本的な用途は同じなので、使いやすさで選んでもいいと思います。
また、伸縮する特徴があるため、クランプの取付や固定を忘れてしまうとけがをするリスクも出てきてしまうので気を付けましょう。

足場材のエンドストッパーにはどんな種類があるの?

エンドストッパーは、メーカーによる違いこそありますが特段種類がある部材ではありません。
メーカーごとに製品に対しての特長やこだわりのようなものがあるため、どんな機能がついていたらいいのか、使いやすさなども含めて選ぶようにしてください。

サイズはどの程度対応できるのか

エンドストッパー

一般的には600~900に対応しているもの、600~1219枠に対応しているなど2種類です。
伸縮性があるため、ある程度長さを調整して使えることを考えると、対応できるサイズについては、そこまで心配する必要はないと思います。
大きな足場にも使う予定があるなら、1219枠まで対応しているものを選ぶようにしておくと安心です。

メッキ処理の種類

ドブメッキ処理

エンドストッパーは溶融亜鉛メッキ処理か、ドブメッキ処理なのかによっても変わってきます。
溶融亜鉛メッキ処理は、溶かした亜鉛に同罪を浸して行うものになり、被膜を形成させメッキ塗装をしているため、水や酸素を通しにくい性質があります。
そのため、サビにくく丈夫で長持ちする性質を持っています。
部分的にメッキができないものもあり、蝶ネジやリベットは対象外になるため、注意が必要です。

クランプの取り換えができるか

足場のクランプ

エンドストッパーは、両端についてるクランプ部分の取り換えができるかどうかによっても変わってきます。
クランプ部分が壊れてしまうと、買い替えの必要が出てきますが、取り換えができれば、コスト的な負担も減らして使えます。
サイズの違いに合わせてクランプ部分での調整もできるので、使える場所も多く活躍してくれます。

丸パイプかどうか

足場

エンドストッパーは、丸パイプ型がおすすめです。握りやすいため転落事故を防ぐことにもつながります。
現場の安全性を高めたいと考えている人にとっても、ちょっとした違いではありますが、丸パイプを選んでおくと安心できます。

足場材のエンドストッパーを販売している会社は?

足場材のエンドストッパーは、主に次のメーカーから販売されています。

YKK株式会社
コンドーテック株式会社
平和技研株式会社

など、どれも足場など建築資材で有名な会社ばかりです。メーカーによってもエンドストッパーの価格には違いがあります。
シンプルなものであれば1,500円程度で購入できますが、機能性の高いものになると3,000円前後の価格になります。
足場の大きさや範囲によっても必要な本数が変わってくるため、予算と相談しながら決めましょう。

株式会社ヒムロは中古足場を販売している会社でもあるので、お得にエンドストッパーを購入したいときは、視野に入れてみてください。

まとめ

足場材に使われるエンドストッパーは、作業員の安全性を追求するためにも必要なものです。
足場のではちょっとした気のゆるみが事故につながります。
エンドストッパーをつけておくことで、ここから先は危険であると伝えることもできます。
シンプルな部材ではありますが、エンドストッパーが担っている役割はとても大きなものです。
伸縮性にも優れているので、使いやすいこと、足場工事でも十分に活躍してくれる存在です。

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