埼玉の足場業者の中村工業です。
足場を作るうえで、材料の「運搬費」についても考えておかなくてはいけません。
材料を運搬するなんて言われてもどんなに影響するもの?と気にしている人もいるのではないでしょうか。
足場の運搬費はどのぐらいかかるのかについて、説明していきたいと思います。
足場の運搬費とは
足場の運搬費をどのぐらいの相場にするのかによって、全体のコスト面にも大きな影響が出てきます。
そもそも足場の費用は、工事費の約20%を占める重要なものです。それだけ必要なものであり、
安全に工事をするためにも欠かせません。
例えば以前の足場では、㎡の単価は1,200円程度が相場で決して安いものではありませんでした。
でも現在は同じ㎡でも1,000円程度の相場になっているものが多く、
それ以下の単価で済むようになりました運搬費などの費用はその時代によっても変わっていますので、一概には言えません。
また、車両が入れないような狭い場所の建物を工事するときなど、
難易度の高い場所で足場を作るときは、より高額な運搬費がかかることもあります。
足場作りの会社のなかには運搬費も含め、相場よりも格段に安い価格を提示してくることもあります。
ただ、最低限かかるコストを考えると、相場よりも安い理由を確認しておくべきです。
また、足場を組むためには、組立等作業主任者と呼ばれる国家資格も必要になります。
この人達は、全員が特別教育を受講している人になるので、素人ではありません。
足場によっても価格差がありますが、単管足場500円前後で請け負っていることもあります。
3階建て以上になると、より高度な知識を必要としますし、
危険度も増すためなかには1,500円などの相場で足場づくりをしている人もいます。
足場は無料になることはありませんし、すべてに必ず費用が発生しています。
足場費用は運搬費に関わる
足場作りの費用に関して、往復運搬費も同様に含まれる形になります。
規模の大きな建設工事や、全体の工事を行う場合では、その分足場を組む範囲も広くなります。
管理者より委託を受けた足場に必要な材料を大型のトラックなどを使って運搬していきます。
積み上げる作業もそうですが、実際にクレーンなどを使い材料を上げ下ろしする作業も必要です。
誤って落としてしまえば、足場の材料を傷つけてしまうこともありますし、
いくら耐久性に優れているといっても、足りない部分も出てきます。
また、直接材料を運べる場所であるとは限りません。
例えば資材を一定の場所まで運ぶ(運搬する)作業も必要になります。
人間の手だけで運搬するのは簡単な話ではありません。
どの資材も重く、いくら慣れているといっても、限界があります。
そんな足場の材料を運搬する専用のパワードワーカーなども出ています。
人間以上にスリムな個体になり、狭い場所でも足場の材料を運搬してくれます。
車輪も13インチありますし、凸凹の道や条件の悪い道でも問題なく走ります。
パワードワーカーは150kg前後まで運搬できるので、コストを削減するうえで検討してみてもいいと思います。
人力では限界がありますが、この問題を解消してくれます。
運搬費用のなかにはこういった、運ぶのをより効率的に行うための費用もかかります。
作業効率を高めて、足場作りをよりスムーズにしてくれます。
足場施工の作業効率を大きく変えてくれる可能性があります。
まとめ
足場の運搬費については、実際にどの程度の足場費用がかかるのかを出さないと算出するのが難しくなります。
足場費用のなかに運搬費も含まれているので、どのぐらいの割合をあてられるのか、
またコスト削減したらいいのかなどの違いもあります。足場の運搬費は往復もそうですし、
移動させるなどさまざまな仕事を込みにした費用になります。
埼玉の足場業者の中村工業でした。