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足場の先行手摺(手すり先行工法)とは?その意味について

足場の手すり先行工法

足場の事故を防ぐ目的で「先行手摺(手すり先行工法)」と呼ばれるものがあります。
どんなに気を付けていても、足場の事故はなくなることがありません。
いかにこうした現場の悲劇を減らしていくのかを考えたときに、画期的な方法として生み出されたのが先行手摺です。
先行手摺とはどのようなものなのか、使い方も含めて解説していきます。

先行手摺(手すり先行工法)とは

足場の先行手摺

先行手摺とは、足場を組み立てるときや、足場を解体するときのいずれの場合も「手すり」がある状態で作業ができることをいいます。
組み立てるときには、最上階の部分に先行して足場を設置できること、解体するときは最後に作業床を取り除くまでの間も手すりがありつかまる場所が設置された状態のままになります。

手すりがあれば、墜落・転落などの事故を未然に防ぐことにつながるのはもちろん、労働者の心理的な不安を緩和することにもなります。
どんなに高所での作業に慣れているとしても、手すりがあるとない状況ではかかってくるストレスも変わってきます。

もともとの足場では、最上階の部分に手すりがありません。
建物によっても変わりますが、それなりの高さになりますし、墜落・転落事故があれば命にかかわります。
そのため、常に危険と隣り合わせの状態のなか作業をしなくてはいけませんでした。
先行手摺が設置されていれば、常に手すりのある環境で作業もできます。
そのため、先行手摺は足場工事において画期的な方法として需要が広がっています。

先行手摺にはどんな種類があるの?

先行手摺には大きく分けて3種類の方法があります。
それぞれの違いについて説明していきたいと思います。

先行専用足場方式

足場の最上階で作業床を設置する前に手すりを作る方法のことをいいます。
手すりを残して行うことができる構造になり、専用の件枠と手すりが組み合わせになっているものと、一体になっているものがあります。

据え置き方式

作業中に、最上階の床付き布枠など作業床を取り付ける前に行うやり方になります。
最上階の下の階から、据え置き型の手すりを作業床の端となる場所に先行していきます。
最上階の作業床を取り外すときは、据え置き機材を残したままにする方法です。
常に手すりのある状態になること、組み立て、解体のときの安心感も変わってきます。
据え置き型の二段手すりになるため、通常の作業中の安全性も確保しているのが特徴です。

働きやすい安心感の足場とは

足場

先行手摺は「働きやすい安心感のある足場」として認められています。
この基準として足場を使用するときに「二段手すり」と「幅木」があらかじめ備えられている環境であること、養生ネット(シート)などを使い安全な状態にて作業ができる足場を指しています。

ただし、幅木一つにしても十分な高さがないと、安全性にはつながりません。
足場事故の多さに対して施行された「手すり先行工法に関するガイドライン」をもとに、工事現場では共有の仕様書として追加されています。
工事では全面適用になっているため、働きやすい安心感のある足場になるように取り組まなくてはいけません。

働きやすい安心感のある足場は、大きく分けて2種類です。

1つ目は「手すり先行専用足場型」と呼ばれるものになり、据え置き方式もしくは先行専用足場方式にて組み立てられている足場です。
二段階手すりや幅木などの機能を有する部材が、事前に備えられているものをいいます。
必要なときにすぐに使えるようになっていて、安全な環境がすでに整っているものです。

2つ目は「改善措置機材設置型」と呼ばれるものになり、先送り方式や、据え置き方式、先行専用足場方式などいずれかで組み立てられている足場が対象です。
設置している状況に応じて、改善措置に必要な機材を取り付けているものです。
1種類でもいいですし、複数のものを取りつけているものもあります。

※改善措置機材はさまざまな形があります。
上さんまたは下さんのケースもあれば、手すり枠や、ネットフレームや金網、メッシュシート、安全ネットなど種類があるため、必要に応じて選びつかいます。

まとめ

足場の先行手摺とはどんなものなのか、詳しく解説しました。手すりが先にあることで、足場の心身的な負担を減らし、事故による悲劇を減らすことにもつながります。
足場は高所での作業になるため、強風や地震の影響、ちょっとした気のゆるみが大きな事故になりかねません。
手すりがあれば、とっさにつかまることもできますし、手すりのある安心感もあります。
足場のリスクを減らしてくれるからこそ手すりは欠かせません。

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