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埼玉の足場業者の中村工業です。
危険を顧みず飛び回り仕事をするのがかっこいい「足場職人」ですが、
実際どんな仕事をしているのか、またどんな人がやっているのかなど
知らない人も多いのではないでしょうか。
作業全体の効率化を決めるうえでも重要な役割を担っている
足場職人について、ご紹介していきたいと思います。
足場職人とは
その名前からもわかるとうに、足場を組み立てることがメインの仕事になります。
現場に出て仕事をしているイメージが強いかもしれませんが、
足場の組み立てに使う材料の見積もりをとるのも足場職人の仕事の内容になります。
足場に関することにトータルで関わる存在といえば、わかりやすいのではないでしょうか。
足場職人は現場に到着すると、必要な足場材を下ろして足場を組み立てていきます。
建築工事が終わったあとは、組み立てた足場を片付ける作業も行っています。
組み立てから解体などの一通りの作業を担っている存在であり、
建築工事にとっては欠かせない重要な役割があります。
足場職人の仕事は、日々肉体労働のケースが多く、
組み立てや材料を運んだりしながら、身体を動かしています。
工事の仮設を作る役割は、事故を防止するためにもとても重要な存在になり、
一瞬の気の緩みも許されません。常に仕事に真摯に向き合い、
集中力を持って仕事を行うのが、足場職人です。
足場職人になるには
足場職人の仕事をするのに必ずしも資格を必要とするわけではありません。
ただし、一定のスキルを証明するものとして、
資格を持っていることが実績となり、信頼にも繋がります。
足場職人に必要な資格として、まず「足場の組立等作業主任者」があります。
安全管理を行ううえでも重要な資格になり国家資格です。
実務経験がないと資格の受講すらできないなど、
ハードルが高めのものになります。
また、足場職人は一人で一通りの作業を行う必要があるので、
できる幅が広いに越したことはありません。
例えば、足場を組み立てるときに人力では持ち上げられないものには
クレーンを使って作業を行います。
この作業を“玉掛け”といいますが、特別な知識や技術が必要になり、
誰でもできるわけではありません。作業を行ううえで資格を取得していないと、
基礎知識を身につけていないことになってしまいます。
また、大抵の足場職人が持っているのが、普通自動車免許や中型自動車免許になります。
材料を現場に運ばなくてはいけないので、
足がないと難しい点も多くなかでも中型自動車免許を持っていると、
できる仕事の範囲が広くなります。足場職人として必ず必要ではないものの、
あると便利な資格なのもあり、取得しておいて損はありません。
足場職人として働く方法は
足場職人としての仕事をしていくのであれば、
働き方は大きく分けて2通りがあります。
まず、一つ目は正社員として会社に所属して働く方法です。
足場職人は個人で仕事をする人も多いので、
正社員の求人自体は少ないかもしれません。
安定して働きたいと考えている人には、足場職人の道はおすすめです。
また、個人事業主として契約を結び職人として活躍する方法もあります。
頑張った分だけお金が稼げるメリットもありますが、
その分、仕事のあるなしによって収入が安定しにくい問題点もあります。
足場職人としてどんな働き方を目指したいのかも、一緒に考えるようにしてくださいね。
まとめ
足場職人の仕事は現場の縁の下の力持ち的な存在とも言えます。
組み立てと解体なので、実際に工事がはじまってしまうと
作業を行うこともなくなります。
細心の注意を祓いつつ、作業を行う必要もありますし、
コミュニケーション能力なども必要です。
足場職人の仕事が建築工事の鍵を握っているといっても過言ではないのです。
埼玉の足場業者の中村工業でした。